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稲盛機工店 安全大会　～無事故追求へ心一つ～

　稲盛機工店（稲盛一誠社長）の安全衛生大会が6月１日、鹿児島市の谷山サザンホールであった。社員や協力業者12社の事業主ら約70人が参加し、管理体制の重要性などを再確認。無事故無災害のさらなる追求へ心を一つにした。

　会に先立ち登壇した安全衛生委員会の栫井直樹副委員長（メンテナンス課・課長）は、労働災害の悲惨さに触れながら改めて注意を喚起。福元昭吾副委員長（工事部・部長代理）が２０２３年度の活動計画などを報告したほか、各種表彰も実施した。

　講話になると、技師長の山内志摩夫氏が労災による企業損失の例を交えて対策等を解説。終幕にあたって、ゼロ災を誓う安全宣言（工務課主任・板敷隆人氏）を採択した。

　稲盛社長は「最高の信頼」「革新の経営」「人の和合」こそ自社の原点と強調。「高い向上心で（安全面に限らず）何ごとにも改善の余地を見出し、現在の社会を取り巻く変化に対応できる企業を目指したい」と決意を見せた。

表彰者は次の通り。　

優良者表彰＝板敷隆人▽準安全優良賞＝田中伸治（工事課・技師）松下魁（工務課・主任）